・・・・・・っということで、真田丸が終わりましたね。
大河ドラマを久しぶりに見続けたので感想を残しておきます。
クドカン脚本のあまちゃんのときにも感じましたが、登場人物の個性を極端に描くのが最近の傾向なんですね。
所謂キャラを立たせるってぇヤツですね。
個性を際立たせるには従来の時代劇と異なり、漫画チックな手法を恥ずかしげもなく使います。
よく知らないけれど、最近ヒットするドラマはマンガ原作が多いんじゃないですか?
例によって芸能人音痴のぼくは、今回いろいろな役者さんたちを知ることが出来ました。
ヘェ~面白い役者だネェ~と何度も思いました。
たぶん、三谷が舞台で好んで使う役者ばかりが集められたのでしょう。
みな個性を理解したうえの良い演技をしていました。
やはり舞台は役者を鍛えるものですね。
しかし、この面白ければいいだろうという漫画チックな描き方は、ちょっと引っかかることも正直なところです。
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三谷の人気の秘密は、人とは違うマニアックな人間観察によるものだと思います。
観察した結果を上手く脚本に表現できる。
彼の才能は、それが自然に出来ることでしょう。
ヘェ~こんな風に心理描写できるんだと何度も感心しました。
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本作は彼にとってもNHKにとっても成功作と評価してもいいでしょう。
もちろん、不満な点も多くあります。
その最大なものは、ストーリーが「ちぐはぐ」であることです。
上で書いたように、個々の点では面白かった。
けれど、テーマが一本通っていなかった。
父昌幸が示した君主武田家に対する「忠義」であったように、幸村が君主豊臣家に示す「忠義」が一本のテーマ。
もう一本は、戦国の世にあって「生き延びる」執念じゃないでしょうか。
忠義のためには命を惜しまない。
生き残るためには命を惜しむ。
この相反する命題に、幸村がどう葛藤したかを描くのがメインテーマだったはずです。
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このテーマにどうケリをつけるのか、最終回を期待していたのですが、残念ながら不完全燃焼でした。
辛らつな言い方ですが、三谷幸喜は時代劇ではなく、現代劇においてこそ才能が生かされると感じました。
源次郎は死ぬ気だと散々セリフで言わせておいて、一方では希望を持つ者にのみ道は開ける(だったかな?)と幸村が生に執着しているようにも描いていたり。
最初から生に執着して逃げ回っていた家康を、銃口を前に俺を殺しても時代は変わらん(だったかな?)と堂々とさせてみたり。
生き延びろと説得されていたはずの淀殿(茶々)があっさり自害したり。
心の片隅で、三谷ならではの幸村生存という珍説を期待していた人は案外多かったのでは?
残った印象は「骨太の時代劇」ではなかったはずです。
まあ、堺雅人を主人公に選んだ時点でそれは期待できなかったのですが。
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しかし、面白かった。
女性を男性に劣らず、というより女性に比重を置いて描いたのには好感が持てました。
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そうそう、合戦シーンはショボかったですねぇ~~~~~(>_<)
オープニングタイトルで使ったように、CGを駆使していればねぇ~~(T_T)