・・・・・・っということで、為政者にとって国民に国家を意識させることはとても重要な課題です。
使われるキャンペーンの定番は、「愛国心」です。
手っ取り早い方法が意識的に「敵」を作ることです。
その敵は外部に限りません。内部に作ってもいいのです。
毛沢東やスターリンがやった手法ですね。
粛清といいます。
残念なことに、国民は手もなくこの手法に乗せられてしまうのが歴史の示すところです。
世界を見渡すと、政権が安定している国は本当に少ないのです。
政権が安定しない国といえば、独裁国と共産主義国です。
それぞれの代表が我が国のお隣に存在しているのは不幸なことですね。
リーダであったソ連が崩壊して、共産主義体制を取っている国々の指導者たちの危機感は想像以上のものでしょう。
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さて、いつものように前書きが長くなってしまいましたが、テーマはオリンピックです。
東ドイツやソ連、そして中国があれほどオリンピックに力を入れるのは、国民を結束させる絶好の機会だからです。
だからこそ、国家ぐるみでドーピングまでするのです。
今回、ロシアのドーピング問題がクローズアップされたとき、プーチン大統領が「政治問題に摩り替えている」と反発したのは、まさに噴飯ものの言いぐさなのです。
オリンピックで金メダルを沢山獲得する⇒我が国の選手が優秀だからだ⇒優秀な選手が生まれるのは民族が優秀だからだ
⇒優秀な選手を養成できるのは国家の体制が正しいからだ⇒優れた国家を運営できるのは優れた政治体制だからだ
⇒優れた政治体制を維持できるのは、現在の指導者(たち)が正しいからだ。
今の時代でさえこんな理屈に騙される国民だと、それら指導者たちが信じていることが問題なのです。
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ここまでがまだ前書きです。
では、日本はどうなのか?
日本は共産国ではありません。
ましてや、独裁国家でもありません。
なのに、これほど国民はオリンピックに熱狂するのでしょうか?
民主主義の先進国の中で、これは特異なことではないかとぼくは思うのです。
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前書きが長すぎたので、この件つづく。