この難民問題は新しい問題じゃないんですね。
陸続きのヨーロッパの歴史は難民問題の歴史と言っても過言ではないのですよ。
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そもそもヨーロッパに広く定住していた民族はケルト人です。
そのケルト人でさえ、どこからか移動して来て定住しただけの話で、元を質せばよそ者なんですね。
その後、ゲルマン人とか、ゴート人とか、ノルマン人とか・・・・が、大小さまざまな形で移動して、ヨーロッパは今の複雑な民族構成になっているのです。
移動してきた人たちを総て難民と言ってしまうのは語弊があるでしょうが、移動せざるを得なかったには違いなく、大きな意味で難民と言ってもいいでしょう。
その移動せざるを得ない理由というのが、まずアッティラで有名なモンゴルなどの異民族による圧力でしょう。
しかし、ぼくが思うにそういう恐怖が原因による移動より、食料の不足による移動が多かったんじゃないのでしょうか。
人類が農耕を発明して以来、多くの人間を養うことができるようになりました。
そうはいっても、自然のご機嫌が常にいいわけではありません。
冷夏もあるでしょう、洪水も、嵐もあるでしょう、そのうえ農作物の病気や昆虫による災害もあるでしょう。
そんな災害ばかりではなく、人口が増えることによってその作付け面積では増えた人口を養えなくなったことも大きな原因じゃないでしょうか。
そう、人口の増加なのです。
手っ取り早い手段が、隣の農地を頂いちゃうことです。
そんなこんなで、民族移動=争い=難民は人類の歴史とは必ずセットになっているのです。
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そうなんです。
元を質せば人口問題だったのです。
現代の難民問題は確かに表面的には、宗教問題であり、政治問題かもしれません。
でも、もっと考えてみれば、人口がその地域で養う数以上に増えたと見るのも必要じゃないでしょうか。
シリアという地方で養える人間以上がそこに住んでしまったから、移動せざるを得なくなったのではないですか?
人間がちゃんと食っていけるだけの適正数だったら、争いは起きないのじゃないですか?
この問題を、もっと根本的に考えてみましょう。
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面白い試算があります。
イッタイこの地球が養える人間の数は何人だろうという試算です。
条件は、狩猟と採集だけによって得られる食料の総和で何人が食えるかということです。
この場合、農耕や牧畜は除外します。
すると、多く見積もって1000万人なんだそうです。
地球全体でですよ。
その証拠に、2~3万年前の旧石器時代の人口推定が、800万人だそうです。
試算ともの凄く近いことが分かると同時に、如何に人間が自然の恵みを最大限に使う知恵があったかが分かりますね。
自然にある食べ物だけでは、東京都の人口さえも養えるかどうかになります。
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一方、地球上に住んでいる人間の数の推移をグラフで見てみます。
コレを見てOMG
とつぶやかない人はいないでしょう。よく例えられる表現ですが、人類の歴史を1年とすると、急激な人口増加が始まったのは大晦日31日の午後なんだそうです。
現在の世界人口は・・・
73億691万5907人・・・・・おっと、秒単位で増えていく。(^_^;)
こんな調子で100億人を突破するのが2065年だそうです。
ぼくはその頃113歳だから、生きてないですけどね。
地球が養える人口が1千万人だったことを思い出してください。
1000倍のギャップを人類が知恵を絞って補っているんです。
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もう分かりましたね。
そう、人類の数が多過ぎるんです。
地球上で住める適正数を遥かに超過しているのです。
だから、移民が生まれるのです。
そこんところを解決しなきゃ、移民問題は永遠に解決できないんジャないですか?