イスラム教を理解する試み(その1) | so what(だから何なんだ)

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・・・・・・っということで、歴史を学ぶのはそこに連続性があると信じるからでしょう。

連続性とは、原因があって結果があることです。

現在の様々な事象は必ず過去と繋がっています。

そう考えなければ、歴史を学ぶ意味がないでしょう。

多くの人がISISのことが分からないと言います。

それは過去を見ず、現時点の視点で見るからであって、理解するための知識が少ないからではないでしょうか。

多くの評論家が短いスパンで過去に遡った結果を使って分析して見せます。

曰く、石油の利権を狙っているアメリカに原因があるのだ。

曰く、イギリスやフランスを初めとする資本主義国家による植民地支配が原因なのだ。

曰く、大きな意味でキリスト教がイスラム教に対する宗教戦争に勝利したのだ。

曰く、イスラムの地が冷戦構造による代理戦争に利用されたのだ。

曰く、結局のところユダヤ教徒に踊らされたのだ。

・・・などなど。

確かに事象を見れば、その通りかも知れません。

でも、解決の手段をそこから見つけるのはとても難しいのではないでしょうか。

ぼくは、その原因がイスラム教そのものにあるのではないかと考えました。

すると、ムハンマドの時代、7世紀初頭まで遡らざるを得ないのです。

メッカで生まれた新興宗教が100年ほどで東はペルシャ、西はイベリア半島までの大帝国に育ったのです。

そのような結果にはそうなるだけの原因があったのです。

イスラム教がその時代に先進性を持ち、時代にマッチしていたからに他ならないのです。

そしていま、イスラム世界は困難に直面しています。

その原因は、イスラム教が現代という時代にマッチしないからと結論付けるのは間違っているでしょうか。

以前も書きましたが、歴史というのは不思議なもので、その国の一番得意なものが衰退の原因になることがしばしば起きるのです。

その原因とは何か、ぼくが考えたことを中間報告として今後書きたいと思います。