・・・・・・っということで、平泉の中尊寺一帯は世界遺産に指定されている。
それ以来、駅は新築され、平泉の歴史を紹介する施設、いわゆるハコモノもいくつか建設された。
それと並行して発掘も進められ、世界遺産に相応しいよう現在も整備中である。
観光客の数も順調に増えているのだろう。
地元にとって世界遺産指定は喜ばしいかぎりであろう。
・・・・・・
だが、中尊寺一帯のホントーの良さは、その「静けさ」である。
芭蕉の視線で歩いてこそ、その良さが理解できるのである。
奥州藤原氏の栄華を想像しつつ歩くのが、正しい(?)味わいかたである。
この喧騒を前に、残念に思っているかたも少なくないことだろう。
果して、世界遺産指定が良かったのだろうか?
・・・・・・と考えざるを得ないのである。
今度指定が決定した明治初期の遺産群を抱える地元の人達には申し訳ないけど。