・・・・・・っということで、リュック・ベッソンはもう終わりかな?
前半はかなり期待させられる。
ところが後半になるほど、面白くなくなり、最後はナンじゃこれ?・・・ってな形で終わる。
【ニキータ】と【レオン】の成功で一躍有名監督の仲間入り。
潤沢な制作費を与えられ、次々と大作を撮ったのだが・・・。
彼に限らず、少ない予算で撮った映画のほうが断然面白いのは何故なのだろうか。
ヒロインがバンバン銃をぶっ放すシーン。
パリ市街でのカーチェース。
形こそ変えているが、どれもいつか見たシーンのオンパレード。
結局、ニキ・レオを超えることが出来ていない。
彼自身、過去の成功に囚われていて、そこから抜け出せていない。
それは才能の枯渇か。
それとも、成功体験をした人間の宿命なのだろうか。
世の中、こういうことって多いですね。
・・・・・・
おっと、映画評ね。
失敗は映画のスタイルが統一されていないことに尽きる。
テーマは人間の潜在能力の高さ。
100%発揮すれば人も物質も自由に操れるようになる。
まあ、イイっか。
デジタル通信も視覚化できる。(マトリックスのパクリね。)
まあ、イイっか。
結局自分自身を細胞レベルまで作り換えて、宇宙創世記まで記憶を辿れる。
まあ、イイっか。
いや、良くない。
それはSFの世界観じゃないか?
ならば、SF映画で描くべきだろう。
なのに、あくまでもニキ・レオの世界観のままなのだ。(アクション映画ね。)
記憶に残る箇所も、いつか見たギャングと警官の銃撃戦シーンだけ。
観客が見たかったのは、スカーレット・ヨハンソンの超能力アクションだったんじゃないの?
宇宙まで広げるなんて誰も期待していなかった。
失敗作に分類される【フィフス・エレメント】のほうがSF映画で撮っただけまだ救われる。