・・・・・・っということで、最近TVで「過払い金」を取り戻しますなんてCM多すぎません?
実にウザイ。
ぼくが先ず感じたのは、弁護士とか司法書士の広告だとはいえ、「オレオレ詐欺」の温床になるんじゃないかなぁというもの。
高齢者に電話し、「過払い金」があるので取り戻してあげましょうなんて、騙す口実になるんじゃないかと心配したのです。
いかにもそんな怪しい雰囲気がCMから漂ってくるじゃないですか。
なんか、裏がありそう・・・っと思って、調べてみました。
何てことはない、消費者金融やクレジット会社の利率で、所謂グレーゾーンの部分が法律の改定(2006年)で、グレーの部分は明確に取り過ぎだとなったそうです。
取り過ぎの分は債務者に返却することになったわけだけれど、その手続きを法律事務所らが代行するワケ。
その手続きたるやモノスゴク簡単で、書類を作って金融業者に送れば、業者は返金せざるを得ないのです。
もちろん、法律事務所は帰ってきた過払い金の内から手数料をとるという仕組み。
中には法外な手数料を取る事務所もあるらしく、こんなオイシイ商売はないそうなんです。
まさしく、濡れ手に粟状態らしいのです。
あれだけCMを打ちまくるのですから、相当儲かっているのが分かりますね。
オレオレ詐欺の温床になるなんてぼくの危惧は、まったく的外れだったんですね。
まあ、サラ金に関係ない人にとっては、無駄なCMなんですけどね。