白川郷4 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、15分ほど坂を登ると、集落全体が見渡せる丘がある。



観光バスがたくさん停まっていて、ナンだよクルマでも来られるのかよとがっかりする。

そこでも中国人がギャァ~ギャァ~騒いでいる。

でも、登るだけの価値がある。

ここ白川郷の地理的な全体像が理解できるのだ。



いまはテーマパーク化しているので、本来の集落全体が何戸で構成されていたか、全体の人口が何人だったのが知る由もない。



だが、この集落が周辺から隔絶されていたことは分かる。

まるでタイムカプセルのようにこのような姿が保存されたのだ。

この集落が当時の自給単位だったのだ。



間違いなくこういう集落が日本中に無数にあったのだ。



外の世界に出るには、相当の覚悟が要ったことであろう。

必然的に、この閉じた世界で人々は一生を終える。



村の誰もが顔見知りだ。

この中で生まれ、成長し、顔見知り同士が結婚し、子供を儲け、そして死んでいく。

村外れには代々の墓地がいくつもある。



そんな生活が延々と繰り返されてきたのだ。

長い冬が終わり、雪が熔け、春が来て苗を植える。

天候を気にしながら稲穂が稔るまで丹精を込めて育てる。

村内にはいくつもの社が祭られている。

一発勝負の収穫を神に祈らざるをおられようか。

この村全体の命運がかかっているのだ。



無事収穫がを終え、神に感謝する祭が行われた。

長い冬に備え淡々と準備する。

藁仕事が中心だったのだろう。

囲炉裏を囲んで手作業を続ける。

深い雪に埋もれた冬はそんな毎日が続く。






知識として知っているそんな常識的なことが、ここを訪れると実感できる。

尤も、飛び交う中国語を遮断しなければならないが。

そんな空想に自分を委ねることができる人にとって、この白川郷は訪れる価値がある。

・・・・・・