クレームに対しては丁寧な説明を | so what(だから何なんだ)

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68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、このCMのどこが悪いの?



母親の暖かさ=ガスの暖かさをかけているのは説明の余地がない。

あまりにもリアルだからだって?

リアルのどこが悪いの?

CMはその時代背景を色濃く反映している。

優れたCMはその時代と密接な関係を持っている。

もう削除されてしまったけれど、コブクロの「桜」という歌のプロモーションヴィデオで、就職活動する女性が何回も不採用になって落ち込むというストーリーがあった。

でも、彼女が卒業した小学校の前を通って、校庭の桜の木が満開なのを目撃する。

小学生とすれ違うことによって、彼女はもう一度自分の可能性に目覚める。

・・・ってな展開で、とても印象に残る優れたPVだった。

「桜」がリリースされたのが、9年前だ。

いまから9年後、東京ガスのこのCMをみて、当時の世相を振り返るチャンスを、今度の自主規制で失ったことになる。

企業がクレームにビビることは良く分かる。

でも、過剰反応はイカンだろう?

クレームに対して、アッサリと引き下がる風潮は決して日本のために良くない。

韓国の慰安婦クレームと同じである。

クレームに対しては、丁寧な説明で答えるべきじゃないかな?

とりあえず謝ってしまえばイイやという日本独特の対応は、後世に禍根を残すことになる。