献身的であること | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、サッカーのことは特に好きでも嫌いでもないので、全く詳しくない。

そうは言っても、W杯のような真剣な試合は見ていて面白いし、何らか考えさせられるものが得られる。

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後にも先にも、サッカーの試合を見に行ったのは一度だけで、それも20年くらい前の「トヨタカップ」だけである。

国立競技場で、ヨーロッパと南米それぞれの一位クラブ同士が、世界クラブナンバーワンをかけて戦うのであるから、面白くないはずがない。

ところが見るほうはサッパリ知識がない。

スンゲー有名なクラブ同士だったと思う。

もちろん有名な選手がキラ星のようにいたことと思う。

点がポカポカ入った試合だったから、1993年サンパウロ3-2ミラン戦だったのだろう。

そこで強く印象に残ったこと、

それは、有名選手でもものすごく「献身的」であること。

もちろん「俺が俺が」の選手たちばかりなのだろうけれど、試合中は仲間のために「惜しみなく走る」のである。

自分がスター選手であることなんか全く意に介せず、一選手(一兵卒?)として役割をきちっと果たしているのである。

これは、TVを見ているだけではなかなか分からない。

やはりサッカー場の観客席でないと伝わらない。

ぼくが覚えているのはその「献身的」ということだけで、試合がどんなにエキサイティングだったかの印象は薄い。

それほど一流選手たちの献身的な姿には感動させられたのである。

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さて、今回のW杯でもそういう選手たちで溢れていることであろう。

日本人選手はたぶん、そういう点では他国に劣らなかったことだろう。

だが、例外的に「俺が俺が」の選手が約1名ほど日本チームに居たらしい。

聞くところによると、世界有数の名門チームに属しているらしい。

残念ながら、そのチーム内でも調子が悪いらしい。

日本人に少ないそういう個性は大切にして欲しい。

だが、もし、思うように彼が活躍できていないのなら、

もし、彼がそのためにチームワークを乱しているのなら、

もし、自分の不調の原因が分からないのなら、

もう一度自分のプレーが「献身的」であるかどうか、再度検討してみて欲しい。

・・・・てなことを知らん者が勝手にホザいているけれど、知らない者の方が却って本質を言い当てることもあるから無視できないのである。