・・・・・・っということで、今朝昔の仕事の夢を見た。
なにかトラブルがあり、その調整に客先と電話中という情景である。
ところが、その電話がだんだん聞こえなくなっていく。
大事な番号を相手が言っているのに、聞き取れない。
追い討ちをかけるように周囲の雑音が大きくなっていく。
ぼくは受話器に向かって大声でわめいている。
・・・ってなところで目が覚めた。
ホッ・・・・・・。
こういうトラブルから、もう自分は開放されているんだと再認識する。
それと、度々見る夢は、長いこと働いているのに、タイムカードを押すのをずっと忘れていることに気付いて、慌てるという夢。
もう時間に管理されなくて済むんだと確認して、またまたホッとする。
・・・・・・
そう、いまは仕事という大きなストレスから解放されているのである。
その証拠に、ずっと飲んでいた血圧降下剤を飲まなくても、血圧は正常値である。
たぶん体重が増えたまま元になかなか戻らないのも、ストレスがないからだろう。
たぶんね。
・・・・・・
会社勤めをしていたときは、確かにストレスがあるとは感じていたけれど、自分が自覚する以上のストレスが体の芯まで、心の奥深くまで染込んでいたのだろう。
そりゃぁ、３６年間という月日は決して短くはない。
会社勤めを辞めて１４ヶ月。
積み重なったストレスの層が、一枚一枚剥がれていき、時々底に溜まったメタンガスのように夢の中に浮き上がってくるのだろう。
・・・・・・
いまの仕事はどうだって？
無いことはないけれど、ストレスの質が全く異なるし、軽くて薄い。
実に気楽なものだ。
人生最後のパートで、こういう環境で給料をもらえるというのは幸せなことじゃないだろうか。