イスタンブールその5 | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A


・・・・・・っということで、ガラタ橋にやってくると、「ついに来ましたイスタンブール」ってぇ気分になります。



正確には覚えていませんが、前回来たのがカミサンと結婚してまだ子供が生まれていないときだったので、29年ぶりかな?

ちょっと触れたけれど、そのときは椎間板ヘルニアの痛みが再発して、ホントーに歩くのも立っているのもツライ状態だった。

昔の話だから、香港まで行って安い航空券を購入して、アテネ経由でトルコに入った。

体力的にも結構ハードな行程で、そこから入札の会議で夜遅くまで働いた。

2日目は流石に動けなくなりホテルで休んだが、何のために出張したのか分からないので、次からは痛みに耐えながら会議を終えた。

相手は、トルコとイタリアの会社で結構心配してくれた。

それでも最後は這うようにして、ガラタ橋まで行き、橋下で釣れたばかりのイワシのフライをビールでかき込んだ。

美味かったという記憶が。

そのとき、今度は体調が良くなって絶対来るぞと誓ったのです。

だって、トプカプ宮殿もブルーモスクも観なかったのですから。

30年後にその誓いは叶えられました。

もっとも、えらいデブで動作ののろい爺ちゃんになってしまいましたがね。

昔のガラタ橋は木製で、浮き橋だった。

だから、橋下の店はみな安かった。

ところが橋の老朽化や火災のため、なんとも情緒のないコンクリートの橋になってしまった。

そして、店はみなゴージャスな構えの観光客向けになってしまった。



でも、この橋は昔のまま、釣りのスポットです。

観ていると結構一度に何匹も釣っています。



↓丘の上に建つのがトプカプ宮殿。

右側に見えるのがブルーモスク。

丘の向こうはマルマラ海で、ダーダネルス海峡を経由してエーゲ海に繋がります。



左に向かってボスポラス海峡。

その先は黒海です。



ガラタ橋のふもとに建つのが、イェニ・ジャーミイというモスクです。その後ろがバザールになります。



この辺で昔はイワシのサンドウィッチを食べたんですが、そんな安いものは売っていないといわれてしまいました。



イェニ・ジャーミイ↓



これは栗でしょうね。


ムール貝は丸々して大きいですね。



↓ボスポラス海峡を上ってルメルヒサール近くまで行って1時間でもどってくるクルーズ船。

たった10リラですので、3日目に乗ってみようと思います。



ホントーはガラタ橋界隈でイワシをつまみにビールを飲みたかったのだけれど、ホテルからかなり離れていたので、ホテル近くのシーフードレストランで夕食を取ることに。



良さそうだと目をつけていたのですが、これがハズレ。

鯵でしょうね。

250リラも取られた。

これで1250円は高いだろう。

それより酷いのが、マグカップに入ったビール。

これでビッグサイズだと。

10リラ、500円である。

↓ホテルがある横丁。

魚の看板が出ている店。


ここはトプカプ宮殿のすぐ裏にあって、観光にはとても立地がいいところです。

そのため、観光客価格です。