・・・・・・っということで、オボちゃん事件は思いがけず面白い展開になっている。
「STAP細胞はありまぁ~す」という言い方がなんとも可笑しくてウケる。
そんなら、「UFOは存在しまぁ~す」というのと同じじゃないか?
彼女の言葉は、ぼくにはそのレベルにしか響かない。
ならば見せろよ。
見せることが出来て初めてスッゲェ~となるのである。
そんな研究者はデタラメな人間だとぼくは思うのだが、世間はそうじゃないみたいだ。
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あるTV局が行ったアンケートでは、オボちゃんが悪いと考えるのは16%くらい。
指導研究者の笹井教授が悪いとする意見が彼女より多い。
そして理化学研究所が一番悪者だと思っている人が、なんと50%以上もいるのだ。
ある程度予測は出来たが、ぼくはオボちゃんが一番悪いと思うのに一票を入れる。
それは、最初に述べた理由による。
先ほどTVで、人文学系の偉い先生が、コピペなんて人類が発達する上でなくてはならない行為なのだからそれは些細な問題であると主張したのは面白い。
それより、人類にとって画期的な発見をした論文なのだから、その発見を信じたからこそ共同著者となったのだろう?
それを確かめもせずに発表する笹井教授と理化学研究所こそ罪が重いという主張だった。
まさしくその通りだと思う。
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話をスッキリさせると、騙した方も悪いが騙される方も悪いとなる。
だが、彼女が騙したと認識する意見が少ないことにぼくは驚く。
彼女の主張どおり、未熟な研究者として彼女を許そうとする心の動きがそこにはある。
ぼくのように、そうだからこそ彼女は生来のデタラメな人間だと思うのは少数派のようである。
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さて、ここまで書いて言いたいことは、「女って得だなぁ~」である。
いまは、「女って損だなぁ~」という目で世間から見られていると思うのだが、これが男の研究者だったら、もっとボロクソに言われていたはずだ。
デタラメな人間は女じゃなくて男だという刷り込みが世間にはある。
もし、男の研究者が彼女のような口調で、「STAP細胞はありまぁ~す」と発言したら、それこそ袋叩きに合うだろう。
(ーー;)