【ゼロ・グラヴィティ】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
金と暇はあるけど体力と気力がない。
そんなお年頃。
62カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、久しぶりに面白い映画を観たなぁ。



ぼくは3Dメガネをかけて見る映画は好きじゃないけれど、これは例外。

なるべく大画面で観るべき。

小さな映画館だったら出来るだけ前の方の席で。

映画の基本を思い出させる。

映画の基本とは、視覚と聴覚による臨場感である。

こればかりは映画館でしか味わえない。

ストーリーがなくてもこれだけ楽しめることを証明した。

映像技術の進歩がスゴイ。

本当に無重力のようだ。

いったいどうやって撮っているのか、サッパリ分からない。

アポロ13号のときは本当にセットを飛行の中に造って飛ばせ、一瞬無重力を作って短いカットを繋ぎ合わせていたのだが、この映画は全編無重力。

それでいてCGを全く感じさせない。

アポロ13号からの進歩に驚愕。

サンドラ・ブロックは頑張っていたが、ジョージ・クルーニーは美味しい役だった。

宇宙で起こるであろう事故を全て盛り込んだのじゃないかと思うくらい、アイデアが豊富だった。

ディ-テールもしっかりしていた。

特に無重力で漂う雑貨の数々が面白かった。

いくら中国だからといって、卓球のラケットはないだろう。(;^ω^A

アポロ13号のときに管制主任を演じていた、エド・ハリスが今回も管制官の声を演じていたなど芸が細かい。

映画の最初の方で事故が起こり、その後は最後まで休まずグイグイ引っ張られていかれ、途中全く飽きさせない。

あと、原題の【Gravity】だけの方が相応しいと思う。

ロードショーが終わる前に、是非映画館に足を運んでみて下さい。