・・・・・・っということで、人は見ているようで見ていない。
中国の監視船が尖閣諸島周辺の我が国の領海を侵犯し始めて久しい。
今年も新年の挨拶のように連中は侵犯をしてきた。
この事実を国民は知っている。
またか。
失敬な連中だ。
いつまで続けるつもりか。
・・・っと思うだろう。
そして、それでオシマイだ。
次の同様のニュースを見るまで忘れている。
報道する側も、もう一々ニュースにしない。
・・・・・・
ぼくらはここで大事なことを見落としている。
海上保安庁だ。
今いちばん就きたくない職業が海上保安庁じゃないだろうか。
常に緊張を強いられ、休む暇もないことだろう。
勿論、領海をパトロールし、警察行動をとるのは海上保安庁の任務である。
だけれども、中国のお陰で機材や人員のやりくりが大変になったことは想像に難くない。
さらに問題なのは、不適切な対応をすれば即国際問題に発展することだ。
間違いなく、海上保安庁は国から「挑発に乗るな」との厳命を受けているはずだ。
多分、常に国際法の専門家が、万が一のときのために待機しているはずだ。
今のところ監視船だけだが、今後中国は漁船との組み合わせ、軍艦との組み合わせで揺さぶりをかけてくることだろう。
あらゆるシミュレーションをしているだろうけれど、一触即発の事態に発展する可能性を秘めている。
米軍との連携もあるだろう。
ぼくらの知らないところで、彼らは神経をすり減らしているに違いない。
・・・・・・
彼らに感謝しよう。
そして、時々思い出してあげよう、彼らの苦労を。
間違いなく彼らは国を守っている。
大リーグの試合を見ていると、選手たちが迷彩柄のキャップを被って試合していることがある。
アメリカは常にどこかと戦争をしている。
それがいいことか悪いことは別にして、最前線で命を張っている人達のことを忘れないようにしている。
それが、どんなに彼らを励ますことか。
ぼくら日本人は、その辺が薄情じゃないだろうか。
実はその自国民に対する薄情さは、日本人の心の奥深くに潜み続けているんじゃないだろうか。
歴史を見ると、チョコチョコそれが顔を出す。
今は、情報で溢れている。
見慣れたニュースを見るとき、ちょっとだけ想像を膨らませてみようではないか。