流行語大賞(その2) | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、個人的には「じぇじぇじぇ」がぶっちぎりの大賞だろうと思っていた。

ところが、普段の生活であまり使用頻度は高くないのである。

驚いたときにじぇじぇじぇ( ‘ jjj ’ )/は使いやすいように思うけれど、

却ってウケ狙いの感が強すぎて、使いにくいのである。

しかも、あまりにも旬の期間が短すぎる。

劣化するのが早すぎて、使うのに恥ずかしい。

・・・・・・

それに比べて、「
やられたらやり返す。倍返しだ!」というセリフには、普遍性がある。

即ち、時代とともに劣化する度合いが低いのだ。

しかも、パターンの豊富さが挙げられている。

「100倍返しだ」という変形もある。

「やれるもんならやってみなっ!」という返礼のパターンも既に人気だ。

すると、どう見たって、( ‘ jjj ’ )/よりは含蓄がある言葉なのである。

・・・・・・

次に、「お・も・て・な・し」である。

これは前者らと全く異なり、使った本人にはまったく流行語大賞狙いの意識がない点である。

使った本人が意識していないこと・・・これぞ流行語大賞の原点である。

そして、これにはジェスチャーが付くのがユニークなのだ。

左手の指をすぼめて、右から順に(見る側からすれば左から順に)五つの言葉が続き、合掌して終わる。

この五つの言葉は、五つであれば何でもOKなのだ。

スゴイっ!!

「ろ・く・で・な・し」でも、「お・も・て・で・ろ」でも何でもいいのだ。

・・・・・・

こうやって見ると、今回複数の大賞受賞の判断はとても合理的で、大人の判断であったと評価できるのではないだろうか。