・・・・・・っということで、ぼくが欧州人でアジア旅行を計画していると仮定する。
候補に挙がるのは、インド、マレーシア、タイ、香港、中国と来て、その先の太平洋に浮かぶ日本だ。
噂には聞いている。
アジアの中では、突出した先進的な工業国家であると。
それは自分たちの身の回の日本製品からも、その優秀さは分かっている。
工業ばかりでなく、独自の文明を持っており、独特な文化も花咲いている。
人々は礼儀正しく、気位も高いようだ。
少し歴史を齧った人なら、アジアの中で唯一植民地化されず独立を保った国であることを知っているだろう。
なんたって、ロシアと中国を相手に戦争をし、勝った国だから。
アメリカには負けちゃったけれど、その敢闘精神には一目を置かざるを得ない。
しかし、いかにも遠い。
殆ど地球の裏側の一番遠いアジアだ。
そんな遥か彼方に、他のアジアの国とは異なる洗練された文明を築いた国がある。
大航海時代、プレスター・ジョンの国を求めて東に航海をした船乗りの血を受け継いだヨーロッパ人なら、日本ほど神秘的で魅力的な国はないだろう。
・・・・・・っとまあ、こんな風に勝手な想像をしてみるのだけれど、大きく外れているとは思いません。
政府が「クールジャパン」という名称で、日本を観光立国にしようと色々と運動をしているようである。
アニメもいい、ゆるキャラもいいが、まず自分の国が西欧人にとってどういう魅力を持っているのか、原点に帰って考えて欲しいものである。