人間(最終回) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、先日のNHKで女優の吉行 和子さんがゲストで出演していた。

あの「ごちそうさん」のぬか床のおばあさん役ですね。

子供の頃からひどい喘息持ちで、そのため自分のしたいこともできず「あきらめがいい」性格になったそうです。

「諦めがいい」とは「拘らない」ことであります。

見かけによらずサバサバした印象を受けました。

インタビューの中で、「目指す目標なんてありません」とサラッと言った言葉が印象に残った。

普通、生きていくために目標を持てよといわれますね。

目標を持って今をダラダラ生きるなという意味では、それは確かに正論だと思います。

だけれども、現在をきちんと生きている人なら、それは必要な言葉じゃないんじゃないかと思ったわけです。

好きでもないことをして耐えるより、諦めるべきは諦め、その瞬間瞬間を自分の感性を信じて選択していくほうが、結果としてよい人生を送れるのではないのでしょうか。

そういう生き方は自然体といわれます。

この自然体身に着けるのは、実は難しい。

尖った人生を送る人の方が勝っていると思われる。

今回、「人間」というテーマでLINEとかを例に挙げて、人の間に自分の居場所を見つけることについて書きましたが、この番組を見たのがきっかけでした。