・・・・・・っということで、先日のNHKで女優の吉行 和子さんがゲストで出演していた。
あの「ごちそうさん」のぬか床のおばあさん役ですね。
子供の頃からひどい喘息持ちで、そのため自分のしたいこともできず「あきらめがいい」性格になったそうです。
「諦めがいい」とは「拘らない」ことであります。
見かけによらずサバサバした印象を受けました。
インタビューの中で、「目指す目標なんてありません」とサラッと言った言葉が印象に残った。
普通、生きていくために目標を持てよといわれますね。
目標を持って今をダラダラ生きるなという意味では、それは確かに正論だと思います。
だけれども、現在をきちんと生きている人なら、それは必要な言葉じゃないんじゃないかと思ったわけです。
好きでもないことをして耐えるより、諦めるべきは諦め、その瞬間瞬間を自分の感性を信じて選択していくほうが、結果としてよい人生を送れるのではないのでしょうか。
そういう生き方は自然体といわれます。
この自然体身に着けるのは、実は難しい。
尖った人生を送る人の方が勝っていると思われる。
今回、「人間」というテーマでLINEとかを例に挙げて、人の間に自分の居場所を見つけることについて書きましたが、この番組を見たのがきっかけでした。