・・・・・・っということで、時代は変わったのか?
今もなお、TVはリビングの特等席にデンと居座っている。
なぜなのか?
それは家庭という閉じた世界と外部世界を繋ぐ窓の役目を果たしているからじゃないだろうか。
TVさえ見ていれば世の中の動きが分かる。
ニュースがその最たるものだろう。
それ以外に、お馬鹿な番組とは知りながらも、見れば今なにが流行しているかが分かる。
TV登場以前、窓の役目を果たしていたのはラジオであった。
ラジオは耳を通してしか伝わらない。
逆にイメージは自分なりに膨らませることが出来る。
TVは耳と目を通して伝えられる。
だけれども、イメージは与えられているので自分なりに膨らませることは許されない。
だからバカになるという話は本筋から脱線している。
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そこで、インターネットの登場である。
インターネットの特長は情報の細分化である。
ラジオとかテレビが受動的なものに対して、インターネットは能動的である。
細分化された情報をこちらから能動的に選択できる。
家庭の窓口として、大きく変わったと思う。
だけれども、依然としてTVはリビングの真ん中に居座っている。
インターネットがリビングの真ん中に座らないのは、家族全員で見ることに適さないからだ。
TVは情報としては一方的で大まかな分類なので、家族の間で「妥協」が必要だ。
要するにチャンネル争いを通して、勝った者の好む情報を否応なしにも共有することになる。
そう、情報の共有化はTVの方が断然優れているのである。
インターネットでは家族のそれぞれがバラバラの情報を保有することになる。
情報の共有化には不適なツールなのである。
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インターネットはTVの役割を網羅することが出来る。
番組だって映画だって流すことが出来る。
でも、家庭に「団欒」をもたらさない。
リビングの真ん中に居座るテレビは、かろうじて家族の団欒を繋ぎとめる役割を果たしているのである。
だから家族全員でTVを見るようにしよう。
だからTV番組製作者は、もっと面白い番組を作るようにしよう。