・・・・・・っということで、麻生副総理の「ナチス賛美?」発言の是非はともかく、いろいろな教訓を含んでいますね。
まず、「失言」の怖さについて。
地位が上がれば上がるほど、失言の怖さが増してきますよね。
ぼくら平民がいくらデタラメ発言しても、失言とさえ呼ばれない。
それでも、居酒屋で無礼講だなんてつい言いたい放題言ったら、確実に上司に目をつけられる。
実際、ぼくもこの手に引っかかったことがあるくらい。
ましてや政治家、それもかつて総理大臣も経験したことのある現役の副総理の失言となると、本人がいくら後から打ち消しても、一度口から出たものは戻らない。
不思議なことに、失言は調子のいいときに限って出てしまうものらしい。
心に油断があるからでしょう。
次に歴史発言。
過去の歴史をネタに絡んでくるのは、何もお隣の国々だけじゃない。
ユダヤもドイツも、これ幸いに言いがかりをつけてくる。
歴史を例に発言するときは、よほど注意深くならなきゃね。
何しろ失言だけ狙った誘導質問もありますからね。
そして生半可な知識をひけらかすと、赤っ恥をかくこと。
今回の発言で「ワイマール憲法(正式にはヴァイマール)」を調べた人が多いんじゃない?
教科書に「当時最も民主的な憲法」だったと書いてあったのを覚えている程度。
ナチスが全権委任法でこの憲法が無力化しただけで、都合よく修正したわけじゃないんですね。
麻生さんは不適切な引用をした上、間違って理解していたことになる。
知ったかぶりは大怪我の元。
とんだ赤っ恥をかきましたね。
政治家の恥は、結果として日本人が恥をかいたことになりますね。
政治家は言葉が全て。
麻生さんは嫌いじゃないけれど、失言癖がある政治家なんて、世界じゃ通用しませんよ。