・・・・・・っということで、暑い。
梅雨明け時のクレイジーな暑さに比べたらまだマシだろうが、
この暑さはなんと言おうか、「やる気をなくさせる暑さ」と表現すれば良いのだろうか。
朝のジョギングで体力の殆どを使い果たしてしまい、何をするにも億劫だ。
昼に食べたソーメンが胃袋を占領してしまっているため、余計にやる気を無くさせる。
ソファーの上でTVを見ながらゴロゴロ、畳の上で本を読みながらゴロゴロ、4ヶ月前に買った本がまだ読み切らない。
カミサンの棘のある言葉が事ある毎に突き刺さる。
あぁ~~~居心地悪い。
冷房の効いた喫茶店で居眠りでもと思って出かける支度をしていたら、
背後からカミサンの「また飲みに行くんでしょ」の言葉が追い討ちをかけてくる。
・・・・・・
自転車でプラプラ走っていたら、気が変わって図書館で納涼することに。
着いてみたら満席。
定年をとっくに過ぎたジジイ多数。
全ての新聞を隅から隅まで、一日かけて読んでいるんじゃないかと思われるジジイ。
本を広げたまま、居眠り中のジジイ。
頭に手を組んだまま放心状態のジジイ。
パソコンを広げてブログを書いているジジイ。(あっ、ぼくのことね。)
みんな、家に居たら邪魔者扱いされるし。
熱中症が怖くても冷房を点けさせてくれないし。
仕方なく外出したはいいけれど、行く場所もないし、小遣いもないし。
結局のところ、涼しい図書館に漂着するという仕掛け。
図書館の良いところはなんたってタダで涼めるということ。
静かなので眠れるし、ヒマになったら雑誌も読めるし。
定年ジジイの吹き溜まりになるのはそれなりの理由があるのだ。
・・・・・・
このやる気をなくさせる暑さはいつまで続くのか。
そのうち、やる気をなくさせる涼しさになって、
やる気をなくさせる寒さになっていくのか。
そして、ぼくも図書館の住人になって、ここで野垂れ死にするのだろうか。