理屈で考えること(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、自殺の原因は一般化されるものではなく、それぞれ個人のケースに寄り添って、丹念なカウンセリングが必要だっ!

・・・っという意見は正論である。

理屈より理解だという意見も正論である。

自殺の原因は、自殺を試みる人の数だけあるという意見も正論である。

・・・・・・

だけれども、ぼくが最初書いたように、日本の自殺者が20代、30代で突出しているのはなぜか?

世界の中で、何で日本だけ突出しているのか?

・・・・・・

確かに、丹念な個別ケースの対応に落ち着くだろう。

でも、それだけでは不十分じゃないかというのがぼくの問いである。

世界の中で日本だけ突出しているのは、日本だけが持つ特殊な要因があるのじゃないか?

なんで、ベトナム人は自殺しないのか?とうのも、特殊な事例ですよね。

そういう(日本やベトナムのような)特殊な事例を究明すれば、もっと大きな(世界的な)スケールで自殺防止を考えられるのではないか。

理屈で考えるって、そういうものじゃないかな?

それを「きれいごと」と切り捨てるのはチィ~~っとばかり、単細胞的じゃないだろうか?

・・・・・・

健全な社会だというのは、そういう意味なのです。