・・・・・・っということで、【いのちの戦場・アルジェリア1959(L'ennemi intime)】という2007年フランス製作の映画を観た。
同じフランスの戦争映画で、【デイズ・オブ・グローリー】(2006年)があったが、こちらはアルジェリアで徴兵され、第二次世界大戦で戦った兵士の物語。
TVで放送していて、何気なしに観ていたら、最後まで引きずられてしまった。
同じ戦争映画でも、アメリカとフランスではこうも描き方が違うかと感じざるを得ない。
アルジェリア戦争というと、アメリカのベトナム戦争に相当する。
アメリカの場合、戦う相手は絶対悪と信じ込みたがる傾向がある。
そう描かなければ、アメリカでは映画が売れないからだ。
ところが、フランスの場合、相手は絶対悪ではない。
ひょっとして、俺たちが間違っているのじゃないかという問いかけをする。
そう描かなければ、フランスでは映画が売れないからだ。
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フランスの場合、文芸作品にして賞を狙おうという魂胆がチラチラ見える。
この作品も、そういう賞を狙ったようだが不発だった。
だけれども、見て損はしない映画とだけは言い添えておこう。
アメリカ映画は、観て損したという作品が多すぎるから。