・・・・・・っということで、今日は憲法記念日で祝日だそうだ。
尤も、ぼくにはもう毎日が祝日みたいなものだが。
常識のない大人なので、憲法なんてまじめに読んだことなんか一度もない。
そもそも、憲法とは何かとも良く分かっていない。
法律の親玉みたいなものくらいの認識しかない。
そうはいっても、普段生活していて、殆ど意識したことがない人が殆どじゃないだろうか。
・・・・・・
安部政権に限らずとも、昔からずぅ~~~っと改憲論はくすぶり続けている。
社会党のように現憲法は一言一句たりとも変更すべきじゃないと、金科玉条のごとく崇拝しているのも何か滑稽に映るが、ぼくら一般市民でさえあまり今の憲法でも不自由はしない。
だがこの憲法、とんでもなく大切なのである。
どんな憲法だって、人間の作ったものだから完璧ではないはずだ。
だから、絶対変えないという主張は議論の対象にさえもならない。
だって、憲法自体に改憲するための条項が含まれているのだから。
そういう意味で、ぼくは改憲には賛成だ。
じゃあ、どこを改正するかと聞かれれば、答えられない。
最初に白状したとおり、常識のない大人なので、憲法を読んだことがないからだ。
・・・・・・
改憲すべきだという主張する人たちは、各条項を一つ一つ挙げて、現状にそぐわないことを具体的に説明しているはずだ。
だが、その改憲論者の殆どの人たち、
そして、ぼくのような熱心な改憲論者とはいえない一般人の多くは、なぜ改憲すべきかというホントーの理由は決まっている。
それは「押し付け憲法」だという点だ。
敗戦国のゴタゴタしたところに戦勝国の連中が乗り込んできて、彼らに二度と歯向かわないように、チャチャっと作り上げて押し付けた事実だ。
この事実を疑うものは誰もいないであろう。
こともあろうに、アメリカ側の構成員の中にはちょこっと日本に住んだことのある(ど素人ともいえる)若い女性が含まれていて、あの第9条を作るのに大きな役割を果たしたのである。
そもそも、憲法というのは「自国人が自国のために作る」のが大前提だ。
良い憲法か、悪い憲法かを議論するする以前に、今の日本国憲法は憲法としてのこの大前提を満たしていない。
日本人としてのプライドが、これほど傷つけられることはない。
文明人である欧米人が、野蛮な東洋人に憲法たるものを教えてやったんだという匂いがプンプンするからだ。
改憲論者の基本は結局こういうことがベースになっている。
・・・・・・
今度の旅で訪問したオランダという国。
国民はオレンジカラーに染まって、新国王の誕生を国を挙げて祝っている。
だが、このオランダ人という国を規定するもんはなんだろう?
・・・と考える。
同じ民族でもない。
オランダ語はあるけれど、ドイツ語だろうが、英語だろうが、フランス語だろうが、かなりの確率で国民は話すことが出来る。
もちろんキリスト教徒が殆どだが宗教は自由だ。
要するに、いろんな民族がゴタゴタ入り混じった国なのだ。
では、何を持って彼らをオランダ人と規定するのか?
それは、同じ憲法に従うと忠誠を誓った者であること、これが唯一彼らのオランダ人としてのアイデンティティーなのだ。
・・・・・・
以上、憲法の日に寄せて。