・・・・・・っということで、すんなりとメスキータに到着。
↓これは中庭ね。
中に入ると、暗い。
↓そしてアーチが想像していたより薄汚れている。
正直なところ期待が大きかった分、ハズレ感が漂った。
内部はものすごく広い。
たくさんのアーチを支えるはこの広い空間を確保するためだということが分かる。
中心部にはキリスト教の派手な祭壇。
もちろんオリジナルはイスラム教寺院で、レコンキスタが完了した後キリスト教会に改造されたものなんです。
当たり前に知っている知識だったのに、そのことを考慮に入れて建築をよく観察してみると、俄然面白くなってくるのです。
最初のハズレ感とはまったく逆の、興奮が沸いてくるのです。
もう一度祭壇を見ると、明らかにイスラム教建築に合わせて、はめ込んでいるのです。
ステンドグラスも然り、数多く飾られている聖画も然り。
↓特にこのキリストの十字架を囲む凝ったアーチなんか、オリジナルの素晴らしさに驚嘆せざるを得ませんよね。
↓この展示物は、破壊されたと思われるアラビア語の彫られた断片なんですね。
繰り返しになりますが、内部はものすごく広い。
これだけの空間がぎっしりとモスリム達で埋め尽くされた光景を想像してみてください。
(ちなみに収容人員数2万5千人)
それだけで、当時のイスラム教の勢いを感じませんか?
スペインがイスラム教に支配されていた頃(8世紀から16世紀の間)、イスラム文化の方がずっと高度で洗練されていたんです。
科学も芸術も文学も、全てにおいてヨーロッパ人を凌駕していたのです。
内部はパイプオルガンの音が絶えることなく流れています。
でも、ぼくはコーランの方がずっと相応しいと感じたのです。
その暗誦する声とムスリム達を想像してみてください。
ぼくにはその光景が目に浮かぶんです。
↓この柱を見てください。
下の方が黒ずんでいるでしょう?
すべての柱がそうなんです。
長い年月の中で人々が触れる範囲が黒ずんでいるんです。
このことに気付き、宗教のパワーにさらに感動しちゃうんですね。(^^ゞ
そんなこんなで感動していると、またいくつかの東洋人の団体客に遭遇しちゃうんですね。
外人ガイドの声に聞き耳を立てていると、日本語じゃないんですね。
不思議な言葉。
なぁ~~んだ、日本人じゃないのか。
でも、明らかに日本人団体に見えるんですね。
もう一度ガイドの説明に耳を凝らすと、あれま!日本語だったのです。
スペイン訛りの日本語ガイドだったんですね。
↓この写真は分かりづらいでしょうが、地下がどうなっているか見えるようにガラスの床になっているんです。
・・・・次は何が来るんでしょうね?
なんて、洒落た冗談を言っている。
・・・そう、結局こうしてイスラム寺院はキリスト教徒によって改造されてしまったけれど、イスタンブールの寺院はこれとまったく逆だったじゃないですか。
勝つときもあれば負けるときもあるサ。
今度スペインを占領したときは、また元の回教寺院に改築すればいいじゃないか。
↓この塔のオリジナルはどうだったのだろうか?
キリスト教徒が付け足したのか、定かではない。
・・・・・・(^_^;)







