・・・・・・っということで、ヴォルフガング・サヴァリッシュが亡くなった。
89歳だったという。
ぼくがクラシック音楽にのめりこんでいた時期、彼はまだ若手であった。
指揮者としてはソツのない、どちらかというと何でもこなす器用な指揮者と見えた。
カラヤンとかベームに比べたら、第三線級じゃなかっただろうか。
だから、彼のレコードはちょっとばかり安かった。
金の無い高校生だったぼくは、ブラームスの交響曲第1と第2番が表と裏に入った廉価版のレコードを買って、それこそ擦り切れるまで聴いた。
NHKの客員指揮者となって、彼のリハーサル風景が放送されたのがきっかけで、第2番がぼくのお気に入りだった。
非常にエネルギッシュなリハーサルで、彼は良く歌って指示を出していたのを思い出す。
クラシック音楽好きは誰でもそうだと思うが、レコードを聴きながら彼の指揮を真似たものだ。
あれは、ホントばかげて見えるでしょうね。^m^
・・・・・・
久しぶりに第二番を聴きたくなった。