別れ話 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、これからインターネットのつながらない国に行きますので、暇つぶしにドーゾ。

男女が出会えばよくある話。

久しぶりにショートショート形式で。

・・・・・・

女:ねぇ、私たちもう遭うのは今回で最後にしない?

男:それってぼくと別れようっていう意味?

女:私たちこれ以上付き合っても、なんか意味がないっていうかぁ、今後お互いのぉ・・・

男:ぼくから自由になりたいってことでしょ?

女:誤解して欲しくないんだけど、アナタ以外に好きになった人が出来たってことじゃないのよ。ゼッタイに。

男:そのほうがずっと気持ちが楽だけどね。

女:怒っているでしょ?

男:怒ってなんかいないよ、ただ・・・

女:ただ?

男:正直言うと、なんとなくキミが別れ話を切り出すんじゃないかと恐れていたんだ。

女:そうなの?

男:そりゃ、ボクたち付き合ってから長いもんね。

女:そうね、長かったわね。

男:キミが別れたいというなら、それはそれでキミの気持ちを尊重しなきゃね。

女:なに、その言い方。

男:言い方もなにもないサ。ぼくはずっとキミの気持ちを尊重してきたじゃないか。

女:そうね、アナタはずっと紳士でしたからね。

男:それのとこが悪いの?

女:悪いなんて言ってないじゃないの。アナタはいつも紳士で・・・

男:紳士で?

女:それ以上のものではないってこと。

男:やっぱりね。

女:アナタは変わったワ。

男:どう変わったんだい?

女:少なくとも出遭った頃のアナタとは違うワ。

男:そりゃぁそうだ。ボクも歳をとったし。

女:そういうことじゃないのよっ!

男:ゴメン。でも、間違いなくボクは変わったと思うよ。

女:以前のアナタはもっと・・・、なんというか・・・

男:アグレッシブだった?

女:んん~~そうとも言えるけど。

男:要するに、ぼくはキミにトキメキを与えられなくなったってぇことでしょ?

女:そのアナタの「要するに」がイヤなのよ。なんでも分かったような気でいるでしょ?

男:そっか、自分でも気をつけていた口癖なんだけど・・・(^^ゞ

女:別に責めているわけじゃないのヨ。

男:そんな。

女:最初はそんなアナタが好きで、物事を大きく考えられる大人だと・・・。

男:キミは正直だね。

女:んん~、飽きたって思われたくない。アナタにとって、私はふさわしくないと思うの。

男:キミのそういう正直なところが好きなんだけどね。

女:また茶化す。私は真剣に考えているんですからね。

男:じゃあ、ぼくはキミのことを真剣に考えていないってことになるけど、まあイイヤ。

女:・・・・・・

男:確かに女性から見れば、ぼくは優しいだけの優柔不断な男に見えるかもしれない。

女:・・・・・・

男:ぼくたち知り合ってからどれくらい経ったっけ。

女:正確に言えば来月で3年。

男:そっか、そんなになるのか。

女:そうよ。

男:確かに3年は長いよね。でも、ボクはずっとキミのことを愛してきたつもりなんだ。

女:愛していたって?

男:そう、愛してきたけど?

女:いままで、一度でも私のことを愛しているって言ったことってある?

男:・・・・・・??

女:これって、そろそろ私と結婚して欲しいってことじゃないのよ。

男:・・・・・・

女:でも、これだけ付き合っていれば・・・・・・あぁ~~何言ってるんだ私は・・・

男:それに気付かないほどボクは鈍感じゃないつもりなんだけれど。

女:・・・・・・(;_:)

男:キミの事は好きだ。タブン別れた後もずっと好きなままでいると思う。

女:・・・・・・(;_:)

男:キミにとっては中途半端な、どっちつかずの時間ばかりだったと思うよ。ゴメン。

女:もういいの、私の気持ちは決まったんだから。

男:でも、そういう時間って必要だと思うんだ。結婚したあとはずっとそういう時間を過ごすことなんだから。

女:アナタの理屈は分かったワ。でも、3年は長すぎですよね。

男:・・・・・・

女:もういいの。こういうときでさえ、アナタは理屈なんだから。

男:ゴメン。

女:なによっ!何に対してゴメンなのよっ!

男:・・・・・・

女:いつもアナタはそうなのよ!今回の話だって、ずぅ~~~と引き伸ばして、私から別れの言葉を待っていたのよ。

男:それは誤解だ。

女:誤解じゃないワ。いつもアナタはそうなのよっ!

男:いまのキミにはいくら言っても理解してもらえないようだね。

女:・・・・・・

男:確かに、キミがそう思うのも仕方ないけれど、さっきも言ったようにぼくはキミことずっと好きなんだ。

女:こうやってズルズルといつまでも付き合っていても、お互いこれ以上成長しないワ。

男:成長か・・・

女:そうよ、無駄な時間をすごしているだけ。

男:結局、ボクは君が思っているような理想の男じゃなかったということだね。

女:・・・・・・

男:さっきも言ったとおりボクは変わった。

女:そうよ、変わったのよ。

男:そして君も変わった。

女:私は変わらないワ。

男:それは違うよ。キミもボクも変わったのさ。付き合うことによって、お互いが変わったのさ。男女が付き合うってことはそういうことなんじゃないか?

女:・・・・・・

男:ボクが変化したのは、キミのおかげなんだ。

女:私がアナタを堕落させたといいたいの?

男:堕落とは強烈だね。ボクは君のおかげで成長したと思っている。ボクも君を変えた。お互いが影響しあったのは間違いないだろう?人間は変わるのがアタリマエなんだ。

女:なにか都合のいい理屈ね。

男:要するに、結婚っていうのは、死ぬまで一緒に暮らすことが前提でしょ。そんなに長い間一緒に暮らせるって、要するに、お互い変わリ続けることを認め合うことじゃないかな?

女:もういいかげんにしてっ!!

男:なに怒っているの?

女:なんで分からないのっ!

男:だから、要するに・・・・

女:要するにじゃないわよっ!

男:だから、要するに・・・・

女:バッカじゃないの、アナタのそういうのがワタシうんざり。

男:?????

女:じゃあなんでアナタ流に一言「一緒に変わっていこう」って言えないの?要するにっ!!

男:・・・・・・

女:サヨウナラ。もう連絡しないでね。

・・・・・・

女、席を立って店を出て行く。

・・・・・・

男:あのぉ~~スミマセン、

男:会計お願いしますっ・・・