モンゴル人とイラク人 | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、こっちのブログで書く話題じゃないかもしれませんが、

NHK BSでモンゴルの番組をやっていた。

遊牧民である彼らは、羊は大切な財産なんですね。

番組の中では、2頭売って8万円だったかな?

その大事な1頭を日本から来たタレントのために潰してくれることになった。

・・・・・・

以前ぼくがイラクに派遣されたとき、

・・・もう36年前の話ですがね、

羊を1頭、歓迎のために潰してくれた。

羊を捕まえ、頚動脈を切ったのだ。

ナイフを持って近づく人間を見て、自らの運命を覚悟したのが羊の表情で伝わった。

その後、羊はさかさまに吊るされ、腹を割かれ、内蔵がドサッと地面に落ちた。

もちろん、周りは血だらけである。

そして、羊を捌いたイラク人はその血を手のひらに付け、家の階段とか、ドアにベタベタと手形を付けまくったのだ。

隣にいた人が、それが清めの意味を持っていると解説してくれた。

小一時間して大皿に盛られた羊の料理が目の前に出された。

しかも尾頭付きである・・・・・・(-_-;)

前任者の日本人がこの脳みそが旨いんですと勧めてくれた。

・・・・・・

話しは元に戻って、今見たNHKBSの番組。

モンゴル人は、羊を地面に上向きに押さえ込み、先ず腹の皮をナイフで浅く切った。

何とそこから手を突っ込んだのだ。

解説によると、心臓を掴んで動きを止めたという。

こうすることが羊にとって一番苦しまない方法なのだという。

そして、解体が始まった。

一適の血も地面に落ちなかった。

神聖な大地を血によって汚さないためだとの解説が入った。

・・・・・・

歴史を辿れば、あれほど残忍だったモンゴル人。

彼らが通過した後には、惨殺された死体の山が一里塚のように築かれていたはずだ。

もちろん、大地は犠牲者の血をイヤというほど吸い込んだはずだ。

・・・・・・

ちょっとばかり、不思議な気分になった。