・・・・・・・っということで、前々回書いた【戦後は続くよ・・・】と似たような記事が毎日新聞に出ていた。
ココ⇒【余禄】
要するに自国だけでは物事を運べない「対米従属感」である。
ここで重要なのは、アメリカの視点に立った日本の価値を考えてみることである。
以前はソ連に対する防波堤だった。
今もそれはあるが、対中国に対する最前線としての価値だ。
アメリカにとって、この日本の価値は将来も変わらないだろう。
日本がちょっとでもアメリカを疎かにし、中国や、ロシアに接近するような素振りを見せたら、
アメリカは敏感に反応するだろう。
だって、日本はアメリカ兵の血を流して「占領した国」なのだから、滅多なことでは手放せない。
アメリカにとって、日本が基地を提供するのは「あたりまえ」のことであり、それはお互いのメリットになると考えているからだ。
そう、このお互いのメリットが重要なのだ。
日本はアメリカの軍事力のおかげで、自国の軍事に割く手間を省いている。
思いやり予算というワケの分からん名目で援助はしているけれど、
自国だけで防衛しようとすれば、もっともっと軍事予算は増えるはずだ。
アメリカにとっても、「日本を守ってやる」メリットは大きいのだ。
・・・・・・
そういうことを考えた上での「対米従属感」だ。
アメリカは日本を利用してきたし、
また日本もアメリカを利用して来たのだ。
この従属感から本気で脱しようとするならば、軍事力強化の費用負担の覚悟と、
対米、対中、対ロのきちっとした外交上のグラウンドデザインを日本が持つことが必須条件である。
男として骨抜きになった日本の政治家がこれだけの覚悟と戦略を持てるとは到底思えない。
まことに戦後から抜け出ることは容易なことではないのである。