梨畑 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・っということで、昔は生田緑地から溝口方面に向かう府中県道の両側には梨畑が広がりっていたものだ。

ぼくは小学4年のときにこの多摩丘陵に移り住んできたので、

この辺は梨畑以外なにもないというイメージが強烈に残っている。

多摩川の河原に遊びに行くとき、延々と梨畑の中のあみだくじのような細い農道を通っていったものだ。

・・・・・・・

カミサンは梨もぎとか、ぶどう狩りとか、イチゴ狩り大好き人間である。

そこで梨を買いたいというカミサンのリクエストに気安く応じて、

県道から左の小道に入った。

ぼくのイメージとすれば、そこらじゅうに「直売所」とか、「梨もぎ取り」のぼりが林立しているものと思っていた。

ところが、住宅地の細い路地に迷い込んでしまって、なかなか梨畑には辿り着けない。

迷路のような道の先にようやく梨畑を発見。

販売所のようなところに梨がビニール袋に入れられ、並べられている。

ところが、店員がいない。

見ると、『無人販売所、代金はこの箱に入れてください』と書いてある。

一袋500円だ。

・・・・・

幸水(こうすい)、新星(しんせい)、親水(しんすい)どれが美味いか分からん。

ちなみに梨の名は、「二十世紀」とか「長十郎」しか知らない。

試食してから買いたいとのカミサンの強い希望により、

近くの生産農家の家まで押しかける。

違いを知りたいので試食をさせろと、50歳の旦那に迫る。

昔のように「梨もぎ」なんかは手間ばかりかかるので、もうどの梨園もやっていないという。

傷のないきれいな実だけ選って、全国発送しているのだそうだ。

もちろん、定価販売のみ。

産地だから安いってわけじゃないのだ。

無人販売所の梨はちょっとした傷とか、形が不揃いなものなので、

絶対買い得だと言われる。

最近は梨農家はどんどん離農して、この周辺は住宅地に変貌してしまったようだ。

旦那とそんな昔話をしていると、家の奥から彼のカミサンも話に参加し、

最後にはかなりの梨をタダでサービスしてもらう結果となった。

結局、心が通じれば、産地でも安く買えるってぇことでした。