・・・・・・・っということで、親父を有料老人ホームに入れて、12日が経過した。
毎日のように電話がかかってくる。
寂しいのだ。
昨日は様子を見に行った。
TV嫌いだから買う必要ないといわれた。
冷蔵庫も要らんという。
毎日なにやっているかというと、読書だけだ。
それとラジオ。
美味いはずがない一日3回の食事。
風呂は週に2回。
間違いなく暇だ。
周りを見ると、かなりボケた老人ばかり。
話し相手にもならない。
レクリエーションで童謡を歌わされるらしいが、そんなもん出られるかという気持ちは分かる。
一度も施設から外に出たことないというので、車椅子を押して近くの駅まで行ってみた。
相当暑かったが、帽子を被せてなるべく日陰を進んでいった。
ぼくも車椅子を押して外に出る経験は初めて。
ベビーカーとはエライ違いだ。
老人とはいえ、それなりに体重があるからだ。
案外力が要るものだ。
それに、歩道の段差も、傾斜も結構きつくて、普段気付かないことだが、決して車椅子に優しい環境とはいえない。
横断歩道を渡ろうとすると、ドライバーがちゃんと停止してくれるのは有難い。
コンビニに涼みに入り、アイスキャンディーを2本買った。
先に出た若造が、後から出るぼくらに気付いているはずなのに、ドアを押さえずにサッサと出て行った。
スッゲェ~~~腹が立った。
・・・・・・
アイスキャンディーをかじりながら、車椅子で過ぎていく老親子は、どういう風に映ったのだろう。