【ダイヤモンドダスト】 | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、読書感想文。

まだ直木賞/芥川賞作品を続けて読んでいます。

今回は1989年第100回芥川受賞作品。

なんか、読みやすい。

そして、波長が合いやすい。

どぉーしてかなぁ~と思ったら、生年月日がやたら近い。

ごくマトモで、奇をてらっていない。

芥川賞より、直木賞じゃないかと思うくらい。

職業であろう医者の視線から離れていない。

そして、長野という土地からも離れていない。

同じ小説でウソを書くにしても、あまり自分の生活圏から飛躍すると、ウソが嘘っぽくなってしまう。

その点、この作者は自分が体験できる範囲を大きく逸脱することがなく、しかもその範囲の中でイロイロなバリエーションを考え出しているところがエライ。

多分、こういう作家は多作に変貌しないだろうな。