MTBの思い出 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、今日はいつもに増して長い独り言。

去年の正月にマウンテンバイク(MTB)を買った。

アメリカ製の「FUJI」製。

廉価版だが、作りはしっかりしていてパーツさえ変えればどんどんグレードアップできるアルミ製のフレームが使われている。


実は、栃木に単身赴任していたときに、メタボ予防にマウンテンバイクで通勤したことがある。

片道45分。

途中大きな坂道があって、かなりの運動量になった。

そのときはマウンテンバイクなんていう知識がなかったので、ホームセンターで一番高く売っていた宮田工業製のを買った。

後から知ったのだが、見掛けはカッコイイが量販向けの製品だった。

フロントとリアにサスペンションが付いているもの。

当時流行りましたよね。

最初は気に入っていたが、MTBというものを知るにつけて、不満が噴出した。

そのとき、ちゃんとした本物志向のMTBに買い換えていればよかったのだが、理科系の血が騒いでそのまま次々とパーツを交換してグレードアップする方向に走った。

今から考えれば、フレームがそういうニーズに応えるような造りでなかったので、無駄な投資だったのだが。

まず格好悪いロータリー式のシフトグリップをラピッドファイヤー式のレバーに交換した。

ペダルは勿論のこと、サドル、グリップと次々交換し、いろんなアクセサリーを付けた。

メインライト、空気入れ、ボトルホルダー、リア点滅ライト、リア荷台・・・・・・・

自分のこだわりでスピードメーターだけはなぜか取り付けなかった。

そして、太いタイヤをスリックタイヤに交換。

ここまですると、購入した車体価格より高くなったんじゃないかな?

・・・・そして最後に、バネ式のリアダンパーをオイルダンパー式に交換。

自転車好きの人なら分かると思うが、フレームに全く相応しくないパーツがてんこ盛りの車体になった。

信じられないだろうが、自転車に貼るシールまで拘った。

こうなると、もう何処のメーカーの自転車か見ただけでは判断できない状態になった。

これで、栃木中をあちこち走り回ったな。

そういや那須にも足を伸ばしたな。

・・・・・・・

そうこうする内に単身赴任が終わり、都内に戻ってきた。

しばらくは都内をサイクリングしていたが、すぐに雨ざらしのままになった。

・・・・・・・

都内は結構自転車で走り回るにはちょうどいいサイズなんですね。

ちょいと海を見たいなと思ったら、晴海なんてあっという間だ。

銀座とか、六本木とか、霞ヶ関なんて自転車で走っていると、結構新鮮な気分になりますよ。

都内は、歩道を走行する機会がメチャ多い。

そんなときは、ダブルサスペンションのMTBは段差を苦にしないので、乗り心地いいんです。

そして、都内を走った人なら気付くでしょうが、結構な坂が多いんです。

ビルで覆い尽くされているので、高低差を感じないけれど、実際はかなりの坂があるんですね。

それでも、走りにくい。

なぜなら、道路行政からは自転車が都内を走るという発想は完全に抜け落ちているのです。

まあ、プロの自転車メッセンジャーは慣れているでしょうが、素人には走りにくく出来ているんです。

・・・・・・・

そんなこんなで、我がオリジナルのMTBは出番が急速に減っていき、雨ざらし状態となった。

そして、朽ちていった。

・・・・・・・

あれほど金をつぎ込んだ我が愛車は錆だらけになった。

もともとが量販用だったので、ビスやボルトはステンレス製じゃない。

スポークまで錆び付き、最後に交換したリアオイルダンパーだけがいつまでも新品の風格を保っていた。

そして、粗大ゴミとして回収する運命となった。

まだまだ使えるペダルとか、空気ポンプとか、ボトルホルダーなんかのパーツは取っておいても良かったのだが、もうMTBに凝ることは一生ないだろうと思って、どれ一つ取り外して手元に残すことはしなかった。

・・・・・・・

そして数年が経過した。

去年の正月、ダイエーのスポーツ館を覗いたら、お年玉セールでMTBが12,000円で売っていた。

見ると、廉価版だとはいうものの、ベースはしっかりしたアルミ製で、大人の使用に耐えうるものだった。

確かに、シフトは7×3段で、シフトレバーはグリップ回転式と全く物足りないが、

メーカーはツウ好みのFUJI社製だ。

これがたったの12,000円とは安い。

昔の血が騒いで衝動買い。

そして、カミサンも買わないか誘ったら、即OK。

FUJI MTB adventure 2台お買い上げぇ~~


フィットネスクラブの人々


早速ばらして車のトランクに積んで、富士山は山中湖周辺を夫婦そろってサイクリングした。

これで、倦怠期の夫婦が共通の趣味を育てることに成功したのかと思っていたら、

カミサンが乳がんで手術をしてしまったのだ。

その間、2台仲良く並んだ新品のMTBは雨ざらし日ざらしの状態に・・・・・・・。

廉価版とはいうものの、見立てどおり肝心なところは手を抜いていない。

フロントサスペンションのめっき部分に錆が出たものの、ねじ類は一切錆が出ていない。

ところが・・・・・・・

チェーンだけは錆びるんですね。

そして、シフト用ワイヤーケーブル。

・・・・・・・

メタボ肥満度1の自分としては、何らかの運動をしなくちゃいけねぇ~

そこで、放置されて錆びるに任せていたあのMTBを思い出したのだ。

一年半も放置されていた可愛そうなMTB。

仲良く2台並んだまま、朽ち行く運命だったあの思い出のMTB。

アメリカからわざわざ船に乗ってやって来て、山中湖周辺をチョロっと回っただけで、二度と出番のなかったMTB。

まず、錆び付いたチェーンを交換することにした。

渋谷の専門店に行ったら、チェーンの種類がやたら増えていた。

カラー付きのチェーンが気に入った。

これなら錆びないんじゃないかと思って店員に聞いてみた。

駄目ですの一言。

MTB用じゃないという。

チェーンなんてどれも同じだと思ったら、違うんですね。

最近は、ロードバイクと称する軽量自転車がブームだ。

それ以外に、ぼくの知っていた時代に比べ様々な種類の自転車が出ている。

チェーンもMTBのそれと異なって当然だと分かる。

MTBのような多段ギアが付いている自転車は歯車の枚数が多いので間隔が狭いので、チェーンの幅も狭いのだ。

そこで、ぼくのMTBに合うチェーンはあんなに沢山の種類があるにも関わらず、たった1種類だけなのだ。

これからチェーンを自分で交換しようと思われる方は、購入する前に自転車屋さんにちゃんと聞いてからにして下さい。

・・・・・・・気が向いたら、つづく。