静かなる暗闘 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、「アイラインの女王」ステップに出た。

前回代行だったので、2週間ぶりだ。

2ブロックとも変えてきた。

「桃ちゃん」から彼女のステップ難しいでしょう?と言われたくらい、そんなに簡単なステップじゃない。

だから、緊張する。

気合の入り具合が他のインストラクターの時と違う。

・・・・・・っで、そんなに難しくなかった。

前回は右大臣席でやったのだが、どーもその席は「小太り兄ちゃん」の指定席だったようだ。

ヤツはぼくに取られまいと、スタジオに入るなりその場所に向かって走り出した。

フンッ!! 何処でやってもヘタクソはヘタクソじゃいっ!

・・・・・・

もう一人、今日はジジイに近い変なオッサンがいた。

いい歳こいて、派手なパンツを穿いてやがる。

赤のタータンチェックですぜ。

・・・ったく、正気の沙汰じゃねぇぞ。

左大臣席を確保したぼくの内側に、即ちインストラクターが死角で見えないところにステップ台を置こうとしやがる。

こういう輩は一目で分かる、変なヤツだと。

でも、自分に迷惑がかからない限りは観察の面白い対象になる。

ぼくからすれば、ブログに書くいいカモだ。

スタジオに入るなり、やたらアイラインの女王に話しかける。

彼女も愛想よく調子を合わせている、偉いものだ。

ホントーはぼくも話しかけたいのだが、グッと我慢しているのが分からんのかコラァ。

・・・・・・

それだけ派手な格好をするのだから、さぞかし上手いのだろうと見た。

レッスン開始前に、台を使って難しいステップを軽やかに踏んで足慣らししてやがる。

これ見よがしに。

え~ええ、分かりましたよ、アンタは上手いんですよ。

・・・・・・

さて、ウォームアップが始まりました。

ヤツは隣にいるぼくのことを気にしている。

要するに、ぼくがどの程度のレベルか値踏みしているのが手に取るように分かるのだ。

そこで、ぼくはワザとドンクサイ動きをしてやるんですね。

この時点で、ぼくはヤツと張り合う気持ちは全く持っていませんでした。

だって、ヤツはどう見てもぼくより上手そうなんだもの。

それに、ぼくの着ているのはレンタルウェアで超ぉ~ダサい格好だもんね。

上手く見えるはずがないから安心。

・・・・・・

っで、本番が始まりました。

流石ヤツは基本が出来ている。

シャッセでも大きく動き、手まで真っ直ぐ伸ばしている。

ぼくのような最小限の動き、猫背で手がブラブラなんかとは比べ物にならないくらい見栄えがいい。

ジャンプ気味のスパイダー⇒ツイスト⇒台上をチャチャ⇒ダブルマンボ

んん~~ん、完璧。

まっ、ここでぼくはヤツに対して完全に白旗を上げましたよ。

心なしか、ヤツは勝ち誇ったように胸をそらしていた。

・・・・・・

ところが、

ところがですよ、

次のバリエーションで、台上チャチャを回転しながら移動⇒床マンボ⇒ボックスで向こう側に回り⇒チャチャしながらカールで回転しながら戻って⇒床マンボ

という、どちらかというと簡単な部分で、ヤツは引っかかってしまったのだ。

ぼくの後ろにいた、これも上手そうな女性でも、2回目には出来ていた。

だが、ヤツはいつまで経っても、こちら側にいて向こう側に行こうとしないのだ。

まあ、名人でも苦手な流れってぇのはありますな。

そりゃ分かる。

焦る気持ちは分かる。

だって、隣にいるドンクサそーなジジイ、しかもダサいレンタルウェアを着たジジイがイッパツでクリアしちゃうんだもの。

そりゃ焦るよ。

その後、床マンボをリズムチェンジにして、ストンプ、もう一回アクセント気味にストンプしたあと

、マンボオーバー⇒そのまま足を残しチャチャオーバー出戻ってきて⇒最後は単純なベーシックターンで1ブロック目は終わる。

そのときには、ぼくはもうヤツの実力を見切っていた。

白旗を上げるのが早すぎたと後悔する。

・・・・・・

アイラインの女王ステップにしては簡単な構成だ。

でも、ヤツは出来ない。

2ブロック目は推して知るべし。

赤いタータンチェックのパンツを穿いた、一見上手そうなジジイに近いオッサンは、レッスン終了と同時に、ぼくと目を合わせようともせず、そそくさとスタジオを後にしていったとさ。

・・・・・・・

こういう風に書きながら、自分てなんて嫌なヤツだと思う。

面白おかしくしようと、わざとデフォルメしていないといえばウソになる。

だけれども男って、大なり小なりこういう感情を持って同性を見ているものなんです。

とくに、今日のように女性ばかりで男性がチラホラなんていうときに、ライバル意識を燃やすものなんです。