・・・・・・・っということで、今日出会った言葉。
【「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるであろう。】
伊丹万作という映画監督の言葉だそうだ。
戦後すぐ書かれたエッセーなので、だまされたのは日本国民であり、だましたのは戦争を遂行した政府である。
彼が指摘したとおり、日本国民は今でもだまされ続けている。
マニュフェストを例に出すまでもなく、年金、保険、株、医療、原発、銀行、東電、汚職、税金、政治、警察、企業・・・・
全てにおいてだまされ続けてきたし、これからもだまされ続けるであろう。
常々不思議に思ってきた。
これはなぜなんだろう?・・・・と。
一つの理由に、責任者が明確でないということじゃないかと疑っている。
ホントーの責任者は形だけで、本当の責任を持っていないし、自覚もないことなのじゃないか。
最近のオリンパスにしろ、日航にしろ、大王製紙にしろ、責任者が出てこないのである。
出てきたとしても、「たまたまそのときに社長をやっていただけでツイていねぇ~なぁ~」
・・・・と、どの責任者の顔にもそう書いていあるである。
まあ、そういう責任者の責任を追及しない風土が日本にある限り、だまされ続けるんだろうなァ~~