・・・・・・・っということで、イタリアの客船事故、オソマツだねぇ~~
次々とボロが出てくる。
殆どが船長に対する批判だけれど、私はチョット違った見方をしている。
ああいう客船の船長は、船乗りとしての資質より、接客の能力の方が求められている。
船長なんてものは、大型船になると、航海に直接関与しないものだ。
乗組員は航海士、機関士、通信士、船医、コック、船員に分かれている。
客船ともなると、いくつの職種があるか分からない。
これはある程度大型の船で、小型船は通信士も船医も置いていないのが普通だ。
この中で一番頼りになるのが、ベテラン船員だ。
船の舵(ホイール)を握るのも彼らだ。
だが、航路を決定するのはあくまでも航海士だ。
航海中は0-4(ぜろよん:0時から4時ね)、4-8(よんぱー)、8-0(ぱーぜろ)の4時間当直を、毎日2回繰り返す。
要するに、一日8時間労働ですね。(^^ゞ
船長や機関長は、このルーチーンには入らない。
普通に朝起きて、夜寝る生活を送る。
客船の船長ともなると、ディナータイムはいつも主役だ。
船長と一緒のテーブルに着いて食事をできるなんて、余程の身分でなければ無理だ。
当然モテる。
むちゃくちゃモテる。
客船の船長は、社交こそが彼に与えられた一番の任務だ。
そういう人間が船長に選ばれる。
だから、事故が起きたときに的確な行動ができる資質なんて、まるっきり無視されたとしても無理もないことなのである。