【山妣】 | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、また直木賞受賞作品。

1996年第116回受賞作。

力作だが、いかんせん長い。

坂東 真砂子
新潮社
発売日:1996-11

ウヒョー長い。

上下二段の段割で488ページ。

3部構成なんだけれど、第1部の物語が冗長で、なかなか読み進めなかった。

2部は一人称で書かれ、1と3部は第三者の視点で書かれている。

まあ、力作といっていいだろう。

先日読んだばかりの【邂逅の森】と大変似通ったシチュエーション。

田舎(前回は東北、今回は北陸)の山が舞台。

「またぎ」も「鉱山掘りも」全く一緒。

女郎についての記述がこちらは詳細な点を除いて、これほど似ている作品はないだろう。

ただ、こちらの作者は女性である点、描写が女性っぽい。即ち、湿っぽい。

読み進めなかったと書いたが、2部と3部は一気に読んだ。

長い間種を蒔き、後半一気に刈り取ったという感じ。

しかしこの作家、人を殺すの好きだねぇ~。

自然死は除いて、自殺、殺人、動物に食い殺されるのをざっと数えただけで8人。

主な登場人物の殆どが死ぬという具合だ。

時代は明治末期なので、当時の世の中についてかなり「勉強」になった。