邂逅の森 | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
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・・・・・・・っということで、2004年1月30日発行【邂逅の森】熊谷達也著。

第131回直木賞受賞作。

熊谷 達也
文藝春秋
発売日:2004-01-28

こういう書き方をされると、他の小説家が書きにくい。

どういう書き方かというと、綿密に調べ上げた膨大な資料の元に書いているからだ。

今回は日露戦争から満州事変にかけての、東北における「またぎ」の世界を詳しく描いている。

ついでに銅山で働く「炭鉱夫」の実態も微にいり細にいり描写されている。

インスピレーションに頼って、恋愛小説を書くようなお気楽(?)な小説家は、思わず居住いを正さなきゃっていう気になるだろう。


やはり直木賞は努力賞なのだろうか?

著者は東京電機大学卒のバリバリの理科系。

さもありなんと思わされる。

・・・・・・

ところが心理描写も巧みで、ストーリーテラーとしての能力も高いことに驚かされる。

456ページの大作(?)だが、飽きさせない。

途中何度もホロリとさせられた。


知らない世界を勉強する意味でも、読んで損のない本である。