・・・・・・・っということで、【The Fighter】という映画を観た。
クリスチャン・ベールのファンなので、観ないわけには行かない。
逆に、主演のマーク・ウォールバーグは【ディパーテッド】のときの演技以外、あまり評価できないのだがどうだろう?
ボクシング映画にはお決まりのパターンがある。
どん底から這い上がる過程で主人公のボクサーの体が見違えるほど鍛えられていく。
そして、逆転ノックアウト。
歓喜の抱擁(あるいは肩車)。
これは絶対に外せない。
外したら、観客が怒るからだ。
【ロッキー】しかり、【ミリオンダラーベイビー】しかり、そしてこの映画しかり。
分かっていても、やはり感動させられてしまう。
あとは、どん底の状態をどう描くかによって、映画の評価が分かれる。
今回は、家族との絆、葛藤、兄弟愛が中心に展開していく。
その中で、クリスチャン・ベールの鬼気迫る演技と、母親役のメリッサ・レオの演技が秀逸だった。
でも、観終わった印象はなぜか、あまりグッと来ない。
恋人との絡み、父親の存在、ドラッグ、地域社会との交流など全てそつなくまとまっており、破綻はない。
だが、クリスチャン・ベールとメリッサ・レオだけが印象に残る。
二人とも、この映画でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演賞を総なめにしたそうだ。
・・・・・・
ぼくは、やはり主演がしっかりしていないからだと思う。
また、辛口の批評になってしまったが、映画のレベルは高いので、観て損はないと思います。
