・・・・・・・っということで、みんな幸せになりたいと思っている。
でも、幸せってなんだろう。
人によって差はあるものの、自分の将来はこうありたいという姿を思い描いている。
そして、それに向かって一生懸命頑張る。
夢を持つことはいいことだ。
夢に向かって努力することはいいことだ。
だけれども、夢を持つ意味を良く考えてみると、
現状に満足していないことだ。
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向上心と言い換えてもいいだろう。
それに対して、だれも疑問を持たない。
・・・・・・
でも、それは幸せなことなのだろうか?
結局、幸せとは相対的なものでしかないのでは?
他人から見れば、十分幸せな人生を送っているのに、
本人は幸せだと思っていない。
更なる幸せを望んで、努力している。
しばしば、それは欲深いと写る。
本人は夢を追っているのに、他人からは欲深いと見られる。
夢と欲、その境目はなんだろう?
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幸せってなんだろう?
今まで述べたように考えると、人間は絶対に幸せになることはない。
それは人間が幸せという定義の曖昧な「言葉」を知っているからだ。
なんとなく、幸せ。
でも、その幸せの中身を十分考えずに使っている。
「幸せ」というと綺麗な言葉だが、それは「欲」とどこが違うのだろうか?
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ぼくらは【足るを知る】という言葉を知っている。
だが、知っているだけで、現状に満足する人は実に稀だ。
もし、現状が十分幸せなんだと実感できたとすれば、
それは、なんと幸せなことだろうか。
・・・・・・
動物はどうだろう?
彼らは言葉を持っていない。
もちろん幸せという言葉も知らない。
毎日を精一杯生きているだけだ。
人間を除く動物は全部そうやって毎日を生きている。
人間だけなのだ。
そういう目で動物たちを眺めると、
実は彼らのほうがずっと幸せだということに気付かされる。
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幸せに向かって努力することは否定しない。
それどころか、それは人間の崇高な習性といえる。
だが意識しすぎると、それは不幸に繋がる。
どうすればいいのだろうか?
【足るを知る】という答えでは不足だ。
それは進歩を否定することでもあるからだ。
答えはこうだ:
【無欲】になる。
これしかない。