もっと休みたい。
雨が降っているので、家でゴロゴロ。
以前DVDに録画していた【チェンジリング(Changeling)】を観た。

アンジェリーナ・ジョリー主演、クリント・イーストウッド監督の2008年製作の映画だ。
ジョン・マルコビッチも出ている。
後で調べたが、かなり実話に忠実に作ってある。
丁寧に作られたイイ作品だった。
子供の誘拐というと、【ミスティックリバー】を思い出す。
イーストウッドが好きなテーマのようだ。
アンジーが熱演している。
今までと違い、スパイでも殺し屋でもなく、母親役だ。
あの派手な顔の造りなのに、さすが役者だ。
アカデミー主演女優賞は逃したらしいが、弱くて強い母親という難しい役を上手く演じていた。
口の大きさと目の大きさは、往年のソフィア・ローレンを連想した。
アンジーも、齢をとってからも味のある女優に育つのだろうか。
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最近の里親による殺人事件とか、児童虐待とか「母性愛」について思い巡らせていた時期に、
偶然この作品を見て、父親と母親では子に対する思いというものは根本で異なると再認識した。