地デジからの連想 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、世の中の仕組みに何か大きな変化がおきているような気がしてならない。


世の中の仕組みとは、資本主義のことである。


いやね、別に難しい話じゃないんです。


資本主義って、要するに消費社会をベースにして成り立っているじゃないですか。


自由競争の元では、より沢山モノを作って、沢山売って利益を出すことを目指すでしょう?


これまでは、消費することが幸福に繋がると何となく思っていた。


ぼくらの世代なんかは、アメリカTV番組でその辺をものすごく刷り込まれてきた。


ぼくの感じる変化っていうのは、消費だけじゃ幸福にならないっていうことを皆が気付いてきたんじゃないかということ。


例を出すまでもないと思いますが、あなたの携帯電話、いったい何台目?


壊れて買い換えたんじゃないよね。


洋服だって靴だって、携帯音楽プレーヤーだって、デジタルカメラだって、パソコンだって、


いったい何台持っているの?


もっと高いクルマだって、家だってすぐに飽きちゃうでしょ?


そこに、今回の地デジ騒ぎだ。


確かに画像は格段に良くなった。


でも、やっている番組の内容は良くなったの?


タモリの番組が綺麗に映っても、やっていることは同じでしょ?


鮮明な画像を見てハッピーになれました?


そして、(まだ使える)アナログTV受像機が粗大ゴミとして、山積みだ。


そうなんですよねー、モッタイナイけど消費しなくちゃ経済が回っていかないんですよね。


そりゃ分かっている。


でも、何かオカシイですよね。


モノを大量消費したって、ハッピーなのは一時で、幸福を手に入れたことにはならないことは、いやというほど思い知らされたでしょう。


思い知ったけれど、世の中そういう仕組みなので、経済を回すためには消費し続けなければならない。


では、モノを大量消費せずとも幸せになり、しかも経済は回るっていう仕組みが出来ればいいんだよね。


中国はまだそれを目指しているけれど、日本はもっと先の価値観を見付けなくちゃならないんじゃないかな?


そうなんですよ、新しい価値観なんです。


それに対しては、どんどん金を使ってもいい気にさせる価値観。


そうすれば、経済も回っていくんです。


さて、そういうモノではない新しい価値観てなんでしょうね?