【凍える牙】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、1996年第115回直木賞受賞作。

またもや、ちょっと厳しい評価。

偶然にも、前々回に読んだ【マークスの山】に続く「警察小説」。

どちらも女性の作家だ。

女性にとって、かなり難しい分野だと思うけれど、ご苦労さんと言いたい。

この歳になると、こういうミステリーは現実離れしすぎていて、アラばかりが目に付いてしまう。

マークスの時も書いたが、骨格が貧弱なのである。

奇抜な方法で殺人を犯す二人の犯人なのだが、どちらも「動機」が弱すぎる。

骨格となるものは、やはり動機だろう。

作者はそういう犯罪の謎解きではなく、男女の刑事の心理的な駆け引きに重点を置いて書きたかったとしか思えない。

だって、一生懸命捜査しているのだけれど、なんら「解決」していないのである。

犯罪が次々に起こって、頭を使わずに自動的に犯人に辿り着くのである。

読んでいる途中から、あらかたスジが読めてしまった。

ストーリーの全体が冗長で、緩い感じ。

もう少し、緊張感のある引き締まった、スピードのある書き方を勉強してください。