これまた直木賞受賞作【第109回(1993年上半期)】。
ヤッパリ直木賞は努力賞なのかなぁ?
2段組約450ページの分厚い本。
ミステリーだが、警察小説という分類に属すらしい。
日本の刑事というものがどういう捜査をするのか、非常に細かく書かれていて、感心させられた。
本当にご苦労さんと言いたい。
作者に対しても、本職の刑事たちに対しても・・・。
さて、力作なのだが、何しろ長すぎる。
取材が緻密だ。
ところが、こういう作品がしばしば陥る欠点が本作にも見られる。
芯となる骨格が弱いのだ。
その弱い骨格にたくさんの肉を付けたものだから、返って骨格の弱さが目に付いてしまう。
最初にスコップで殴り殺される自転車屋が何故、早朝に下山したか説明がない。
それより何より、5人が共謀して殺そうと計画したその動機。
これが全く弱い。
枝葉の説明はもの凄く多いのだけれど、骨格が貧弱すぎる。
まあ、その枝葉の部分を読んで楽しむというのが目的なら、理解は出来るのだが・・・。
ヤッパリ直木賞は努力賞なのかなぁ?
2段組約450ページの分厚い本。
ミステリーだが、警察小説という分類に属すらしい。
日本の刑事というものがどういう捜査をするのか、非常に細かく書かれていて、感心させられた。
本当にご苦労さんと言いたい。
作者に対しても、本職の刑事たちに対しても・・・。
さて、力作なのだが、何しろ長すぎる。
取材が緻密だ。
ところが、こういう作品がしばしば陥る欠点が本作にも見られる。
芯となる骨格が弱いのだ。
その弱い骨格にたくさんの肉を付けたものだから、返って骨格の弱さが目に付いてしまう。
最初にスコップで殴り殺される自転車屋が何故、早朝に下山したか説明がない。
それより何より、5人が共謀して殺そうと計画したその動機。
これが全く弱い。
枝葉の説明はもの凄く多いのだけれど、骨格が貧弱すぎる。
まあ、その枝葉の部分を読んで楽しむというのが目的なら、理解は出来るのだが・・・。
