・・・・・・っということで、【まほろ駅前多田便利軒】という小説を読んだ。
「三浦しおん」という作家が書いた、直木賞受賞作だ。
同じ作家で【私が語りはじめた彼は】の方がずっと出来が良かった。
なのに、こちらの方が直木賞だ。
よく分からん。
全く偶然なのだが、この本が映画化されて、いま上映中だそうだ。
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あまり好きじゃないな。
読みきるのに、2週間もかけてしまった。
女性が男の友情について語るとき、ちょっと理想化しすぎるきらいがある。
この本も例外ではない。
確かに女性の友情と比較してベタついたところはないが、
男の友情の根本は相手をライバルと認識しているところにある。
それは無意識なものも含まれるが、相手より優位に立ちたいという本能を常に伴っている。
それは悪いことではなく、逆にいいことなのであるが。
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そうは言っても、なかなか光るものを持っている作家である。
数多くのいい台詞がちりばめられているが、一つ心に残ったもの。
「愛情というものは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうことをいうのだと」
なかなかいいでしょ?