・・・・・・・っということで、スリランカに出張していた部下が帰ってきた。
報告を聞きながら、ナンか彼の元気がないことに気付く。
問いただしてみると、5万円を財布から盗まれたという。
千円札は手付かずだったから、内部に近い慣れた犯人のようだ。
どうも現地人運転手が怪しいが、他社の人に「お宅の運転手怪しいですよ」とは言えない。
最近は、出張手当が少ないので、海外に出ると却ってアシが出ることもある。
気の毒だが、個人の不注意だ。
・・・・・・っと、エラソーに言っているぼくだが、25年前そのスリランカ駐在のとき、
事務所で会社の金100万円近くを盗まれた経験があるのだ。
これは痛かった。
犯人は現地人だろうということで一致していたが、結局犯人は捕まらなかった。
帰国後だいぶ経って、犯人の心当たりがついた。
同じ事務所を共有していた日本人に間違いない。
ギャンブルに凝っていて、日本人仲間からも評判の悪い男だった。
まさか日本人が、という先入観をどうしても持ってしまう。
あとで気付いても、もう遅すぎる。
悲しいことだが、外国ではドロボーに対する警戒心を緩めてはならない。
それだけで疲れてしまう。
せっかくの海外旅行が台無しになってしまいますからね。
ホント、日本はいい国ですよ。