・・・・・・・っということで、サラリーマン生活を30年以上も続けていると、
いろいろある。
イロイロ。
ぼくはいつでも女性の味方なので、間違っているかも知れない。
スッゴク昔の話、
まだ、図面を青焼きでコピーしていた時代。
青焼きって分かりますかね?
今の若い人たち。
「芳香族ジアゾニウム塩の、紫外線によってジアゾ基が脱離する性質を利用し、紺青法と同様に潜像を作る。」
・・・って、説明なんですけれど、ヤッパ分かんないですね。
いまのコピーに慣れている人なら、想像がつかないでしょうが、アンモニアの匂いがするんです。
会社の地下室にそのコピー機があった。
ぼくは何度か、その地下室に下りていったことがあった。
若い女性社員が一心不乱に青焼きを焼いていた。
可愛い子だった。
ビジネス専門学校を優秀な成績で卒業してきた子だった。
何度か話しているうちに、「私はこんなことをするために会社に入ったつもりはないんです。」
・・・っと愚痴った。
タイプは出来るし、秘書の仕事が専門だ。
ところが、来る日も来る日も、地下室で青焼きばかりをさせられている。
ついにはアンモニアの匂いが、体に染み付いてしまった・・・っと言った。。
ぼくの部署にその子と同じビジネススクールを卒業していた女子社員がいた。
その子から聞くと、「彼女、可愛そうだよぉ~」っと口を尖がらせた。
・・・・・・
ぼくは、彼女の部署の長を良く知っていたので、
「彼女の使い方間違っていない?」
・・・っと、ヤンワリ注意した。
(ぼくのずっと年上のドクターだったが。)
すると、彼はぬけぬけと応えた。
「青焼きのために雇ったのだから」・・・っと。
・・・・・・
まもなく、彼女は会社を辞めた。
それ以来、彼のことは信用していない。
重役に昇進したけれど・・・。
絶対に信用していない。