クモ膜下出血(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、久しぶりに出社。


机の上に、高島屋のギフトカードが置いてある。


???


休み中の報告を部下たちから聞く。


最後の雑談の段階になって、S部長が出社したことを聞く。


S部長とは一ヶ月ほど前にクモ膜下出血で倒れた人物だっ!!


正確には、8月10日、台湾出張当日に自宅で倒れ、奥さんが帰宅するまで発見が遅れたその当人だっ!!


ギフトカードは、そのお見舞金に対する返礼だったのだ。


・・・・・・


ぼくの知る限り、頭を開いて、体の別のところから血管を切り取って、破れた脳の血管を繋いだという、


そういう手術だったはずだ。


入院以来、面会絶対謝絶だったはずだ。


・・・・・・


しばらくして、会社の代表として一人だけ面会を許された者の報告では、


「いつものS部長でしたよ。」


・・・っとの報告。


その証拠に、ニコニコ笑うS部長の写真がメールに貼り付けてあった・・・。


そして、今日は会えなかったが、いつものS部長でしたよっとは、皆の共通した印象。


・・・・・・


1ヶ月ほど前に生死の境をさまよった人間が、普通に出社できるって・・・。


そして、そういう人間が出社しなければ・・・っと思う職場って・・・。


・・・・・・


今回のブログの結論は、医学の凄まじい進歩でまとめるつもりだった。


・・・・・・あるいは、


S部長のイメージは、いつもニコニコしている顔だ。


そういう、人間的に優れた人は結局、神からも祝福されるのだっ!!


・・・っという結論でまとめてもいいなとも思った。


でも、


ヤッパリ、そういう瀕死の境を経験してきた人間さえも、出社させる会社。


彼がいないと、会社が回って行かないという事実。


そういう底の浅い会社。


そういう会社って問題ありだよなぁ~~、


・・・っとつくづく考えさせられました。