・・・・・・・っということで、このところ、江國香織の本を立て続けに読んでいる。
『号泣する準備はできていた』
『こうばしい日々』
『つめたいよるに』
『ぼくの小鳥ちゃん』
『きらきらひかる』
の順かな?
次は『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』が待っている。
なんで、こんなに続けて読み出したか自分でも分からない。
それまで、男性の作家の本ばかり読んでいたので、目先を変えたかっただけである。
女性作家の中でもかなり特異な人だと思う。
女性の心理を巧みに表現しているのだが、その「女性の心理」が代表的な心理かというと、チョッと疑問。
この作家は、かなり変わっている。
変人といっていいかもしれない。
だから、これが女性の心理と信じ込んじゃいけない。
あくまで参考にすべきだ。
でも、かなりいい線を行っている。
多くの女性が、自分の気持ちと波長が合っていると感じているかもしれない。
軽く読める。
サラッと読める。
キラリとする表現も沢山ちりばめられている。
途中で物語を放り出すような終わり方も、慣れれば心地よい。
でも、飽きたな。
正直飽きた。
もう買っちゃっているから仕方ないが、今度の6冊目で打ち止めだな。