負けるが勝ち? | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、今夜のエアロビクスはガラガラだろうなぁ。


【勝って兜の緒を締めよ。】という言葉。


勝つのは気持ちがいい。


気持ちがいいと、ものを考えなくなる。


勝った要因のいい面ばかり記憶に残る。


勝ちの中に潜んでいたリスクを冷静に分析する目が曇る。


日本海海戦の勝利の記憶が、日本人を有頂天にしてしまったことに、


太平洋戦争で負けた遠因があるとぼくは思っている。


・・・・・・


もう一つ【勝てば官軍負ければ賊軍】という言葉がある。


「勝者=正義かよ?」・・・・・・っという問いかけをこの間したけれど、


もう一歩踏み込んで考えますよね。


「敗者=悪かよ?」・・・・・・・っと。


ぼくは、違うと思う。


そういう意味で、東京裁判は絶対に認められるべきではありません。


だけれども、戦後はずぅ~~~っと、日本は悪かったから負けたと刷り込まれてきた。


確かに、戦争と犯罪は紙一重です。


戦争犯罪というけれど、どこで線引きするかはとても難しい。


・・・・・・


話を戻して、勝つことによって得られる教訓と、負けて得られる教訓を比べたら、


負けたほうがより多くの有用な教訓を含んでいると思う。


ただし、敗因を分析するという冷静な心構えがあるという前提で。


コンチクショー負けちまったよ。よぉーしリベンジじゃ!っと熱くなっちゃいけないのです。


そういう意味で、日本は敗戦によって二つの間違いをしてきた。


日本が悪かったという刷り込みと、なぜ負けたのかという分析を怠ったことです。


・・・・・・


リーグ戦を勝ち抜いて、浮かれている人々を見て以上のような連想をしてしまいました。


別にゲームだからそれでいいのです。


大いに浮かれれいいのです。


でも、【日本人気質】という面はゲームでも現れるものです。


そういう気質が戦争で出ないとは言い切れませんよね。


戦争戦争と書いてしまっていますが、ビジネスにおいても、外交においても、


その辺は注意しておくべきだと思うのですが、どうでしょう?